スーツを「ホコリがつかないように」と、購入時についてくるカバーや、クリーニング後についてくるビニール袋のままクローゼットに収納する方は多いのではないでしょうか。スーツはメンテナンスによって、大きく寿命を変えることになります。
☝スーツはカバーをかけずにクロゼットにしまう
スーツをクローゼットなどに収納する際には、カバーなどはかけずに収納するようにしましょう。
スーツは、「呼吸」をしています。
もともと通気性が悪いクローゼットの中で、カバーやクリーニング店のビニール袋をかけたまま収納してしまうと、空気が停滞してしまいます。
これは特にウール生地に関してはかなり悪影響です。
また、かける際にも、半日程度陰干しをすることで湿気を飛ばしてから、2~3センチ呼吸をできるように隙間を開けて、通気性を保つようにしましょう。
☝長く着る機会がない場合、不織布のカバーをかけて収納
不織布のカバーは、ホコリなどからスーツを守ってくれるほか、空気を通してくれるため、湿気対策にもなります。
なお、収納した後も、数か月に一度は陰干しをして湿気を飛ばすようにしましょう。