スーツのウイルス対策
先日東京では4度目の緊急事態宣言が出され、オリンピックを前にまだまだ新型コロナウイルスとの戦いは続きそうです。
リモートワークをされてる方もいらっしゃるとは思いますが、スーツを着て出社されている方も多いのではないでしょうか。
スーツにもウイルスが付着して、それを帰宅した際に家の中に持ち込んでしまわないか不安ですよね。
今回はスーツのウイルス対策についてご紹介いたします。
目次
1.スーツにウイルスは付着する?
2.ウイルスの生存期間
3.今すぐできるウイルス対策
4.まとめ
1.スーツにウイルスは付着する?
そもそもスーツをはじめ、衣類にウイルスは付着するのでしょうか。
結論としては付着します。
普通の洋服でしたらすぐに洗濯をすればその問題は解決できますが、スーツは自宅の洗濯機で洗濯することが難しいと思います。
もしもご自身のスーツにコロナウイルスが付着していたらと考えると、そのままにしておくのは危険ですし、家に持ち込んで家庭の中でウイルスを撒き散らしてしまうことも避けたいですよね。
2.ウイルスの生存期間
ではスーツに付着したウイルスはどのくらいの期間生存するのでしょうか。
こちらの表を見ると布には2日間コロナウイルスが生存できることがわかります。
ステンレスやガラスなど硬いものの上では長く生存することは広く知られていますが、スーツなどの布でも2日間と長い間コロナウイルスが生存できるのです。
大気中にもウイルスは存在していますし、どこでスーツに付着してしまうかわかりません。
正しく対策をしてご自身、ご家族をウイルスから守りましょう。
3.今すぐできるウイルス対策
まず自宅の中でウイルスが拡散することを防ぐために、スーツの保管場所を決めるようにしましょう。
簡単なことですが、毎日同じ場所で保管する習慣をつけることで、自宅内でウイルスを広げてしまうリスクをコントロールできるポイントになります。
そして、布上でのウイルスの生存期間を考慮して2日間連続で同じスーツを着ることをできるだけ避けましょう。
また、日々のブラッシングの際も気をつけた方がいいでしょう。
お部屋の中でウイルスが舞ってしまわないように、ベランダなど換気がよくできる場所でブラッシングをすることをお勧めします。
さらに忘れがちな点ではありますが、ボタンやファスナーなど硬い素材で、しかもよく触る部分は毎日消毒するようにしましょう。
4.まとめ
日常的にスーツを着られる方はスーツに付着するウイルスへの適切な対策をすることで、リスクをコントロールできます。
意外にも2日間という長い時間スーツ上でもウイルスは生存できます。
なるべく連続して同じスーツを着用することを避け、換気のしやすい場所で保管するようにしましょう。
オリンピック開幕を控え、第5波の感染拡大が警戒されています。
毎日着るスーツであるからこそ、日々の対策を大切にしていきましょう。