スーツの生地ブランドに関して

2016年春夏イタリア生地GRAN TORINO4つの着用シーン

グラントリノ パンチブック

2016年春夏のイタリア生地、「GRAN TORINO (グラントリノ)」
イタリアだけでなく、日本でも多くの有名ブランドが使用している生地です。

今回は生地の紹介!ではなく・・・どの着用シーンに対してどの生地が合うのかをお教えします。
この記事を読めば、あなたが欲しいと思っていたスーツがイメージできるだけでなく、柄や色がどんな場面に合うのかが分かります。

イタリア生地に興味のある方こそ、見ておくべき内容です。

イタリアには珍しいクラシックな生地

グラントリノ 生地

イタリア生地は洒落感のある生地が多いですが、グラントリノは比較的クラシックな印象の生地が多いです。
スリーピースで着用したり、ダブルスーツに向いている生地が多いのも確かです。

通常のウールを使用したスーツに比べ、光沢感、ドレープ(自然にできるシワ)がとても綺麗。
高級ブランドにも多く使用されるほど、質が認められています。

いつものローテーションに入れるなら

グラントリノ 生地1

もしいつも仕事に着用するスーツのローテーションに加えたいと考えているなら、1.2cm幅のストライプ生地をお勧めします。
1cm幅以下のストライプを日本のビジネススーツではよく使用されますが、ほんの少しだけ幅が広いストライプをあえて選びます。これにより、お持ちのスーツと同じ色を選んだとしても、いつもと違った印象になります。

グラントリノ 生地2

しかもこの生地は白ストライプだけでなく、シャドーストライプが交互に入ったストライプなのです。
交互に入るのをオルタネートストライプと呼びますが、これにより遠くと近くのスーツの見え方が大きく変わります。
強すぎない高級感を醸し出すので、ビジネスシーンにぴったりです。

もし、ローテーションするスーツに困っているなら、ネイビーかグレーのどちらかを検討してみてください。

2 ピース 63,000(税抜)

一日パソコンで作業をする日

グラントリノ 生地3

一日パソコンで作業をする日がある方は、ブルー地に白のピンドットストライプ生地。または青のハウンドトゥース柄がオススメ。

一日パソコンで作業をする場合、仕事中は社内にずっといるので会社の人としか会うことはありません。
そういった時だからこそ、明るいブルーの生地や、ハウンドトゥースなどで少し外した着こなしを楽しむチャンスです。
社風によるかもしれませんが、上司や先輩がいつもと違うカッコイイスーツを着ていたら部下からの評価も上がるかも・・・

グラントリノ 生地4

更に、この生地は着心地も軽いのでデスクワークにもぴったりです。ブルーは相手に清爽感を与えるので急な来訪にも物腰が柔らかく対応できます。

一日パソコンで作業をすることが多い方、この生地はあなたにぴったりかもしれません。

2ピース 63,000円

外周りで多く歩く日

グラントリノ 生地5

飛び込みやルート営業など、外を歩くことが多い日は小さなドット柄の生地が清楚感を演出してくれます。
離れてみると無地に見えますが、近くで見ると初めて分かる小さなドットが入っています。

グラントリノ 生地6

メッシュと違い着ている本人の涼しさはそこまで感じないかもしれませんが、見ている相手からは通常の無地よりも清潔感のある印象を与えやすいです。
「実は私のスーツは無地ではなく・・・」と営業で話を続ける一つのネタとして、使っても良いかもしれません。

一見無地に見える生地だからこそ、ビジネスの場でも着用ができるスーツになります。

2ピース 63,000円

社内の表彰式で大勢の前にでる時

グラントリノ 生地7

表彰式はあなたにとっての晴れの舞台です。もしその時に着用するスーツが無いのであれば、無地ネイビーの少し光沢のある生地がオススメです。
生地本来の優しい光沢が、若い方でも着こなし易いスーツになります。
また無地なので、柄シャツや柄の強いタイとも相性が良いです。他のパーティーや結婚式で着用も可能な生地です。

グラントリノ 生地8

40代後半であれば、黒と青のヘリンボーン柄の生地でも良いかもしれません。
先ほどの無地メイビーよりは光沢が強いですが、年輩の方だからこそ似合う一着に仕上がります。
柄が強く光沢のあるスーツは若い方が着用すると、人よりスーツが主役になってしまいます。あくまで着用する方を引き立てるのがスーツの役目。
必ず自分にあった生地を選ぶようにしてください。

両生地共に 3ピース 79,000

まとめ

いかかでしたでしょうか?
2016年春夏イタリア生地の「グラントリノ」がどんなシーンのスーツに合うかイメージが湧きましたか?

スーツはシーン毎に選ぶ生地やデザインが変わってきます。
もし悩んだ時は実際に生地を見てみると良いです。画像で見るよりよっぽどイメージが湧きます。
2016年の春夏もご自身にあったスーツで乗り切りましょう。