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思わずアイロンをかけたくなる! 簡単なアイロンのコツ5選

アイロン

自宅でアイロンをかける時、「もう少しうまくシワを伸ばしたい」 「もっと短時間でアイロンを終わらせたい」と思うことはありませんか?
これからご紹介する、5つのポイントを押さえれば仕上がりも上々で、2~3分で簡単にアイロンが終わらせる事が出来ます。

新入社員の方、一人暮らしの方や主婦の方等、あらゆる方に使える方法ですので、早速実践して見て下さい。

5つのポイントの前にアドバイス 「細かい箇所」を先にアイロンしよう!

大きい所(胸、お腹、背中部分)から始めるのではなく、細かい所(首や腕部分等)から始めてあげる事で、効率が上がります。最初に大きい部分をアイロンすると、後で細かい部分をアイロンする時に再びシワになりやすいのです。
細かい部分を先にアイロンしてあげることで、少し手間のかかる場所を先に終わらせ、効率よくアイロンがけを進めることが出来るのです。

又、アイロンは極力動かさず、軽く真っ直ぐに動かすようにして下さい。ジグザグにしたり、強く押し付けると「シワ」や「プレスムラ」が出来易いので、気を付けて下さいね!

①首周り

首周り

最初は「首周り」から。首周りはシャツ生地の中に「芯」が入っているので、両面アイロンをしてあげると効果的です。ボタンダウンのシャツはボタンを外してアイロンがけしましょう。
裏側から先にかけ、表も同じようにかけてあげましょう。剣先(襟の先の尖った部分)へアイロンを動かしていくようにしてあげると、ボタンダウンは特に襟がパリッとした仕上がりになります。
表も同じようにアイロンしてあげましょう。両面終わったらボタンダウンの場合はボタンを先に留めてあげましょう。
そうする事で、襟の形をキープして、他の箇所をアイロンする時に型崩れしにくくなります。

②袖

袖

次は袖です。袖は腕の曲げ伸ばしで、特にシワが付きやすいのでしっかりシワを伸ばしてあげましょう!
まずは、脇下の縫い線と、反対側で半分にした状態で折り、アイロン台に置きます。
アイロンは脇下の縫い線に沿ってプレス、反対側のラインに沿ってプレス、最後に中の部分をプレスします。
この時、肩から袖の方に進んでいくようにプレスしましょう!

③カフス(袖先)

カフス

袖が終わるとそのままカフス(袖)に移りましょう。このカフスも「芯」が入っています。ですので、両面かけてあげてくださいね。
まずは外せるボタンは外してあげて、裏側からプレス。
終わったらそのままひっくり返して、表もプレス。コツはカフスの中心から外側に向かってかけていくことです!

④前面(左側)

前面左

さあ、細かい部分は終わりました。後は大きい所のみ!あと少し頑張りましょう!
左側で気を付ける事は、「全体は首から下へ。ポケットの部分のみ下から上へ」です。
ポケットは上部が開いているので、そちらに向かってプレスしてあげましょう。

⑤前面(右側)

前面右

右側には、最後の難関「ボタン」が沢山付いています。あの間をアイロンでシュッ!ではなく、もっと簡単かつ仕上がりも良い方法があります。
全面の右側だけは「裏側からプレス」するのです。芯がない部分は裏からプレスしてもほとんど仕上がりに変化はありませんし、ボタンに引っかからずスムーズに飛翼部分(ボタンの付いている所)をプレス出来ます。
軽くなでるように、スゥーッとプレスしてあげましょう。

残りの背中や肩周りはササッとプレス。
さらにカッチリやりたい方は市販の「アイロングローブ」(グローブみたいに、手にはめるアイロン板)を使うと良いでしょう!

まとめ

いかかでしたか?
難しい方法や、特別な技術は必要ないですよね!
2~3回もやれば慣れて、サクサクとアイロンが進みます!
毎日のアイロンを楽チンにして、「シワなしビジネスマン」を目指しましょう!