スーツの手入れに関して

【応急措置】お酒をスーツにこぼしてしまったときの対処法

「飲み会でお酒をこぼしてしまった…」ということはありませんでしょうか。
その際の対処を間違えると、スーツに大きなダメージを与えてしまう場合があります。今回はスーツにお酒をこぼしてしまった際の応急措置と対処方を紹介していきます。

スーツにお酒をこぼしてしまった際の応急措置

まず応急措置として、なるべく早く乾いたタオルやハンカチで水分を吸い取るようにしましょう。この時に、ゴシゴシとふかずに、優しく押し当てて、水分を移しとるようにすることがポイントです。強く拭いたり擦ってしまった場合、スレや毛羽立ちの原因となってしまう可能性があります。

飲み会にあるからと行っておしぼりは危険

居酒屋でお酒をこぼしてしまったからとって、おしぼりでスーツを拭き取るのはやめるようにしましょう。パッキングされた業者のようなおしぼりには、塩素系の漂白剤を含んでいる可能性があり、スーツの色が抜けてしまったり、痛めてしまう可能性があります。塩素によって抜けてしまった色は、元に戻すことは難しいです。スーツに限らず、洋服にお酒をこぼしてしまった際には、おしぼりは使わないことが無難です。

シミが残ってしまった場合、なるべく早くクリーニングに

お酒をこぼしてしまいシミになってしまった場合は、なるべく早くクリーニングでシミ抜きを行いましょう。自分で対処できる場合もあるものの、プロの手に任せた方が安全な場合が多いです。ただし、クリーニングは出せば出すほど生地の劣化にも繋がるほか、コストもかかっていってしまいます。

シミがつかないようなコーティングもおすすめ

スーツに風合いをかえず、コーティングを施し撥水加工をして、多少こぼしても問題ない状態にするということもおすすめです。撥水と撥油加工をすることで、ほとんどの食べこぼしなどによるシミを防ぐことも可能です。飲み会だけでなくとも、生活している中でシミを完全に防ぐことは難しいです。

一度こういったコーティングを検討してみるのはいかがでしょうか?