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色や柄で選ぶ方は注意、良いネクタイを見極める6つのポイント

普段ネクタイを購入する際、色や柄で選びますよね?
もちろんお気に入りの生地や形、もしくは人気のあるもので選ぶ方も多いと思います。
人気だからといって、それは良いネクタイでしょうか…
いいえ、良いネクタイはそこだけでは判断できないのです!

たった6つのポイントで、良質かを見極めることができます!
既にお持ちのネクタイ、もしくはこれから購入する際には是非参考にしてください!

Point1 ノットが美しく決まるか

ネクタイを結ぶ際に真ん中で二つ折りにして軽くひと結びしたとき、ノットにシワが寄らずディンプルがキレイに入るものが良いです。
ノットにシワがよってしまうと意外に目立つので注意が必要です。
また、大検の先から約50cmのところが着用時の結び位置になるのも覚えておきましょう!

ノットとは?

タイの結び目のことをノット(Knot)と呼びます。英語では「モノを結ぶ」動詞で使用されます。
ノットは体格によって、似合う似合わないが影響します。
結び目が小さくなる「プレーンノット」、太いネクタイには「スモールノット」逆に細いネクタイには「ウィンザーノット」が適しています。

Point2 生地の復元力はあるか

タイの大剣を手に取り、そのまま軽く握ります。
その後手を離した時にシワができなければ上質な芯地を使用している証拠です。
生地の復元力がないと、シワができやすくビジネスシーンで印象が悪くなります。
ここは要チェックです!!
ちなみに店員さんに了承を得ずにおこなうのはやめてくださいね。(笑)

ネクタイの生地の特性

ネクタイの生地にはいくつか種類があり、その生地によって季節での向き不向き、場面での向き不向きがあります。
例えば春夏には「ニット」「リネン」「フレスコ」「ガルザ」 秋冬には「シルク」「カシミア」などで分けられます。

Point3 剣先の左右は均等か

大剣を折り返した場合、キレイな直角三角形になるかどうかを見ます。
実際に試してみると、以外と合わない場合もあります。
使用時での障害はありませんが、丁寧に作られたネクタイであるかを判断する基準にはなります。

大剣と小剣の関係性

ネクタイの両端が剣のように尖っていて、の広い方を「大剣」狭い方を「小剣」と言います。
結んだ際に小剣を短くし、大剣の先が少しかかるくらいがベストです。
ベルトのバックルにかかると見栄えが悪くなるので注意が必要です。

Point4 縫い目は少し不均一か

工場で制作された場合、基本的に縫い目は均一です。しかしハンドメイドの場合はずれが見えます。
裏返した際にステッチの幅が不揃いであれば、手縫いの証拠です。
これには好みもありますがハンドメイドの方が、ねじれや型崩れから戻りやすいのです。

Point5 かんぬきはコイル状か

剣先から合わせ部分が開いてしまわないように、補強をしている。
ここがコイル状にのループ糸を使用していると、丁寧に作成されたタイである証になります!
周りからは見えませんが、ネクタイのこだわりの一部として見てみると良いかもしれません。

かんぬきとは?

ネクタイの裏側にある太いステッチのこと。
元々、芯地を固定するために施されたが、最近ではデザインのアクセントとして利用されることも多いです。
自分のネクタイについているか見てみましょう!

Point6 たるみ糸がついているか

剣先の内側にループ状のたるみ糸があるかの確認をする!
これはタイの裏の中心を縫った糸の片端で、タイの歪み、ねじれを正す際に引いて調整ができる優れものです!
縫い糸の先端に余裕を持たせることにより、自然な伸縮性を与えることができます。
これはハンドメイドのネクタイならではの作りです。

最後に

いかがだったでしょうか。
6つのポイント全てを抑えているネクタイを探すのも良いですし、いくつか抑えて自分のお気に入りの一本を見つけるのもいいと思います!
一番重要なのはネクタイを結んだときに美しく見えることです。
もちろんチェックする際には、お店の方に断ってからおこなってくださいね。(笑)