オーダースーツのオプションについて

できる男は後ろ姿が違う。好印象スーツ 5つのバックデザイン

朝、家を出る際に鏡で身だしなみのチェックをすることありますよね?
取引先やお客様と会うのであれば、不快な思いをさせないのがビジネスマンのマナーです。

髪や靴、スーツなど見るポイントは人それぞれですが、後ろまでチェックしている方は少ないのではないでしょうか。
いやいや、気にし過ぎでしょ。と思ったあなた!!
別れ際や街中を歩く際、相手の後ろ姿に自然と目がいきますよね?

そんなスーツの後ろ姿のデザインで見え方が変わるなんて気にしていなかった、という人に知ってもらいたい内容です!
是非この機会に前だけでなく、去り際に見える後ろ姿も素敵な印象を付けれるようにしましょう!

センターベント

スーツ バックデザイン センターベント

後ろ身頃に切れ込みを入れた形です。
「センター」の名の通り真ん中に切れ込みが入ったデザインです。

昔、乗馬をする際に引っかかって落るなどの
事故を防ぐ為に切れ込みが入れられました。
今では動きやすく一般的なスーツのデザインとして使用されています。

センターベントはシンプルで、悪印象を与えない後ろ姿になります。
また座る際にフロントボタンを開ける癖があれば、長時間同じ体制でも背中の横シワができにくいです。
また、ジャケットの丈が短いのがお好きな方は他のベントに比べて細みに見えます!

サイドベンツ

スーツのバックデザイン サイドベンツ

サイドベンツは後ろ身頃の両サイドに切れ込みが入った形です。
剣を持っていた時代に、挿しやすく取り出しやすいように切れ込みが入れられました。
現在ではポケットに手を入れやすいなどの理由から好かれることもあるデザインです。
(危ないので手を入れての移動は控えめでおねがいします)

後ろ姿はエレガントな印象を与え、パーティーなどにも向いています。
他にも体型が大きくスラックスにプリーツを入れないと動きずらい、けどスマートなシルエットにしたい。そんな方にオススメです!
また、サイドの切れ込みにより足の付け根が見えたり、
ヒップが見えたりと見える部分が変わることによる足長効果があります。
足を長く見せたい方にオススメのベントデザインでもあります。

ノーベント

スーツのバックデザイン ノーベント

ベントの中で最もフォーマルなデザインのベントです。
「ノー」の名の通り後ろ身頃に切れ込みがない形です。

どのベントよりもスマートに見せることができます。
自分のお尻をあまり見られたくない人でもすっぽり隠せますが、
ベントが無いので後ろ姿は少し寂しく目立たない印象になります。

また、ダブル仕立てのジャケットにはノーベントが栄えるので、ダブル仕立てが好きな方・着る事が多い方にもオススメです。

フックベント

スーツのバックデザイン フックイベント

初めに紹介したセンターベントと同様に、ジャケットの後ろ身頃の中央に切れ込みがある形です。
センターベントとの違いはベントの切れ込みが始まる部分がフック(カギ型)になっていることです。
今でも根強いファンがいるアイビースタイルに多いデザインです。

センターベントの機能性を落とさず、オシャレな後ろ姿を演出したい方にオススメです!
オーダー感がより増して、他の営業マンとは違うという印象も与えられるかもしれませんね!

ボックスベンツ

スーツのデザイン ボックスベンツ

一見ノーベントのようなスマートな形に見えますが、歩く・座るなどの動く行為をした際に切り込みの真ん中から開く特徴的なデザインです。
カジュアルなジャケットに多く、意外と見かけない形かもしれません。

ノーベントのようにスマートなシルエットかつ、機能性を持たせ、後ろ姿に印象を与えたい方にオススメです!
カジュアルなイメージに寄るので、少し崩しても問題ないシーンでの着用に最適です。
いかがだったでしょうか
後ろ姿も気にできる素敵なジェントルマンに一歩前進しましたか?
相手が思っている以上のスーツへのこだわりで、ギャップを生み出し好印象を与えましょう!
ではでは。