オーダースーツのオプションについて

あなたのスーツは無難?ボタン止めで女性からの印象が変わる3種

オーダースーツを購入する際に生地と裏地は真剣に選ぶけど、ボタンまでこだわって決める方は少ないのではないでしょうか?
ボタンの種類やスーツの生地に縫い付ける止め方によっては、相手から印象の悪くならない、ちょっとしたおしゃれを楽しめます!
そこを変えても印象は変わらないと思っているあなた!!あまちゃんです。じぇじぇです。(ごめんなさい)

気になる男性のスーツをちゃんと細かいとこまで女性は見ていますよ!
どうせなら、男性に認められるより、女性に認めてもらいたいですよね?(笑)
「こんなボタン糸の止め方しているなんて、オシャレですね!」
って言ってもらえた日にはウキウキですよね。

標準ボタン掛

標準ボタンの掛け方

基本的な糸を通した形で、=(イコール)の形に見える止め方です。
4つのボタンの穴をそれぞれ平行に糸を通します。
少し前まではミシンが平行の縫い方しかできなかった為、この縫い方が多かったのです。
そのため年齢が若い方はクロス掛けが普通だと感じるかもしれません。

ボタン付がしっかりされていれば平行線がとてもキレイに見え、スマートさを演出することもできます。
ラインが揃っていると自然とすっきりしているように、女性からも見えます。
しかも、遊びではない誠実さも感じさせます。
大事なのは縫いがしっかりしていることです。

クロスボタン掛

クロスボタン掛け

クロスとは名前の通り、ボタンの4つの穴を交差(×)に縫い止める形です。
糸通しがクロスしているので、しっかりとボタンを止めることができます。
最近の既製品のスーツではよく見るかもしれません。

イタリアンクラシックなどのエレガントさ、もしくは少しオシャレな雰囲気を感じさせるのに最適です。
更にスーツの袖口が重ね付だと、男の品格であるスーツにこだわれる人。と女性からは感じてもらえるかも。
本開き、重ね付き、クロス止めを注文する方はスーツをよく知っている証拠です!
固め、少なめ、多め、みたいな自然な流れでテーラーに話をしてみましょう!(笑)

鳥足掛け

鳥足 掛け

4つの穴の内、1つの穴を中心に他の3つの穴に糸を通すことを鳥足掛け言います。
雪の上に鳥が歩くと跡ができますよね?その足跡の3本の指に似ているのが由来です。
僕はイカリのマークにも見えるのですが、どうでしょう?

鳥足掛けはシェル釦などとの組み合わせがオススメです。
フィット感の合っているスーツにシェル釦で鳥足掛けだと、女性からは「オシャレですね」もしくは「可愛い釦ですね」と言ってもらえるかも?
気づいてもらえた時はなんとも言えない喜びになります。
もちろん、女性の変化をそれ以上に気にかけるのが男性の仕事ですよ?

番外編 ボタンを止めている糸の色変更ができるの!?

ボタンを縫い付ける糸、釦ホールの糸は変更できます。
例えば紺地のジャケットに赤色の糸でのクロス掛けはオススメです!
更にボタンの色も加味すれば更にバリエーションが増加!!
他にも裏地の色と釦ホールを同色にすると、スーツ自体がまとまりのある印象になります。
また、袖の4つボタンの内1つだけ釦ホールの色を変えるのは上級者テクニックです!
流行を知っているテーラーさんしか、しっかりとした提案はしてくれないので試しに聞いてみてはいかがでしょうか?
本当に小さなとこではありますが、仕事で着るスーツ、ましてやお金を稼ぐスーツを粗末にしては意味がないと僕は良く言います。
毎日着用するスーツに少しの変化を加えて、いつもとは違った雰囲気で明日の出社をしてみてはいかがでしょうか?