クールビズ時は特に、ワイシャツの下にインナーを着用することが多いと思いま
す。今回は、そのインナーの選び方について解説していきます。
欧米ではそもそもシャツが下着であり、インナーは必要ない
スーツの本場である欧州では、「ワイシャツそのものが下着」として着用されていました。そのため、ヨーロッパではワイシャツの下にインナーを着用することはあまりせず、素肌に直接ワイシャツを着用します。そのため、インナーを着ないことが間違っているというわけではありません。
しかし、日本は夏は高温多湿のため、クールビズ時には汗をかき、ワイシャツが透けて肌が見えてしまうこともあります。逆に冬は、低温乾燥で防寒対策が必要になります。さらに、日本で販売されているワイシャツは比較的薄手のものが多いです。
1年を通して、ワイシャツの下にはインナーシャツを着用することをおすすめします。
ワイシャツのインナーのおすすめは「ベージュ」
ワイシャツの下に着用するインナーは「ベージュ」がおすすめです。「無地の白色」がどうしてもだめという訳ではないですが、インナーの色がワイシャツの上から透けてしまう可能性があります。そのため、肌の色に最も近い「ベージュ」を選ぶのがおすすめです。
黒などの色の濃いインナーは、ワイシャツの下からはっきりと助けてオフの日に活躍させましょう。ちなみに、白よりもライトグレーの方が、光を反射しないため透けにくいです。
色の優先順位としては、
- ベージュ
- ライトグレー
- 白
と順番と言えるでしょう。
襟はUネックかVネックを
インナーシャツは「シャツから見えることがない」ことを前提に選びましょう。そのため、襟はVネック、Uネックがおすすめです。丸首でも問題はありませんが、特にノーネクタイで過ごすゴキなどに、丸首では中身が見えてしまう可能性があるため、控えた方が無難です。また、襟袖裾が切りっぱなしのものが、透けにくいためおすすめです。