スーツの柄に関して

知らずに購入している?スーツのストライプ柄による5つの特徴

スーツに関する情報コラムをまとめたスーツラボ

スーツの生地を選ぶ際に良く見る「ストライプ柄」
ストライプの太さや、縞柄の織り出し方で多彩なバリエーションを実現しています。
で・す・が実際に選ぶ際にはそこまで違いが分からず、好みで選びがちですよね?
実は色・太さ・縞の組み合わせで、太って見えたり、逆に細く見えたりと様々な効果があるのです!!

ここでは5つの基本的なストライプの柄と特徴を押さえていきます。
これだけ知っておけば、自分にあったストライプ柄スーツを見つけ出せます!
あなたのお気に入りの一着を決める第一歩にしましょう!!

ピンストライプ

ピンストライプ生地の柄

ピンで引っかいたような細い縞の柄で、ピンの頭のような点を連続させ重ねたストライブのことです。
この呼び名以外にもドッテッド・ストライプ、ピンポインテッド・ストライプ、ピンヘッド・ストライプとも呼ばれる。
基本的に縞柄の間隔が狭いので、ビジネスシーンで活用することができる柄です。
また、さり気無い細いストライプは若者には物足りなく感じますが、クールで大人の雰囲気を演出する縞柄でもあります。

グレー地のピンストライプは少しカジュアルに見えますが、ネイビー地はドレッシーな雰囲気を醸し出せます。

ペンシルストライプ

ペンシルストライプ生地の柄

まるで鉛筆で描いたような細い線のストライプ柄です。
また、ピンストライプよりも少し太く見えるのも特徴です。
ストライプが入っているのを遠目から見て感じさせるのは、ペンシルストライプくらいからになります。
チョークストライプよりも縞の感覚が狭いのが多いので、Vゾーンの顔であるネクタイやYシャツでもトータル的に着こなせる柄です。
おとなしい印象のストライプではあるので、呼ばれた側での結婚式などに着用しても良いと思います。

チョークストライプ

チョークストライプ生地の柄

洋裁用のチョーク(テーラーではチャコと呼ぶ)で線を引いたような縞柄や輪郭がぼやけた線が特徴です。
ストライプ柄の中でも太く目立つので、白のチョークストライプなどはクラシックで英国風の上品な雰囲気を演出できます。
もし若い人が着るのであれば、シングルのジャケットでグレー地にすると年代にあった着こなしにすることができます。

オルタネートストライプ

オルタネートストライプ生地の柄

オルタネートとは交互という意味があり、異なる色・太さのストライプを交互に組み合わせたストライプ柄です。
異なる色が使用されているため、ここ一番のデートシーンにもオシャレに着こなせます。
オルタネートストライプは他の柄よりもシワが目立ちにくいので、長時間同じ体制でいる方は優先して選んでみても良いかもしれませんね!

ダブルストライプ

ダブルストライプ生地の柄

ダブルストライプとは名の通り、二本を一束にして等間隔に繰り返しひかれた縞柄です。
この呼び名以外にも線路のように見えることから、トラック・ストライプ、レール・ロール・ストライプとも呼ぶことがあります。
これは縦縞の間隔が広いと呼び名が変わります。

既製品ではあまり見かけない柄で、クラシックな雰囲気で洒落っ気のあるストライプです。
ダブルタイプのジャケットだと、よりエレガントに見えてある程度年齢を達している方にしか出来ない着こなしになります!

基本の5つを押さえて・・・

5つのストライプ柄の特性はお分かりいただけたと思います。
更に体形別にアドバイスをするのであれば、細くみせるにはなるべくストライプ柄の間隔が狭い方がスマートに見えます。
例えばペンシルストライプなどがそうですね!
逆に体の線が細くて体を大きく見せたい人は縞の間隔が広い方が良いです。上品に魅せたい場合も同様です。
ダブルストライプなどが良い例です!

それぞれのストライプ柄の特徴を理解して自分のイメージするスーツスタイルにしましょう!!