「スーツが少し臭う…」そのように思ったことはないでしょうか。そのような時に間違った対処法をしてしまうと、根本的な解決にならないこともあります。
今回は、スーツの匂いを消す・軽減する4つの方法を解説していきます。
スーツが匂ってしまう原因
スーツが匂ってしまう原因しては、以下のような物が挙げられます。こ
- 汗（汗で湿った部分で雑菌が繁殖します）
- 雨
- 煙が繊維に吸着する（焼肉やタバコ、空調など）
- 食べこぼし
こういったものが混ざってしまい、匂いが定着していってしまいます。こういった匂いの発生している原因を解決・または軽減することで臭いを打ち消します。
スーツを消臭する方法
なお、「スーツに匂いがつかないようにする」のが最もいい方法ではあるものの、着用していく中で、匂いの付着を防ぎきることはできません。今回はついてしまった臭いの対処法について解説しています。
消臭スプレーをかける
市販されている消臭スプレーを使用する方法です。おそらくこの方法を思いつくかたが最も多いのではないでしょうか。消臭だけでなく除菌、抗菌の効果を持っている消臭スプレーであれば、消臭と共に、臭いの元となるような細菌の増殖を防ぐことができます。
しかし多くの消臭スプレーは、臭いの元を薄めたりするだけで、根本的な解決にはならない場合も多いということはおさえておきましょう。
湿らせた後に陰干しする
また、スーツを少し湿らせた後に、風通しが良い場所に陰干しして乾燥することで、臭いの原因となっている物を一緒に飛ばすという方法もあります。
湿らせるために、
- 霧吹きに水を入れて湿らせる
- 浴室に干す（浴室の湯気をスーツに吸わせて湿らせる）
といった方法が挙げられます。汗などの成分は、この湿りとともに飛ばすことができます。なお、濡らしすぎないように注意しましょう。
扇風機などで冷風をあてる
また、扇風機などで冷風を当てることでも、若干の匂いの軽減を期待することができます。同様に、ドライヤーの冷風を離れて当てるという方法もあります。なお、かなり簡易的な方法のため、応急処置的な対応になります。
スチームアイロンをかける
スチームアイロンをかけることで、上記とともに汗の成分も飛ばすことができるため、消臭効果が期待できます。また、アイロンの熱で殺菌もできるため、臭いの防止も期待することが出きます。
クリーニングに出す
クリーニングにだし、臭いをとってしまう方法も挙げられます。しかし、クリーニングに出す頻度が高いと、生地を痛める原因にもなってしまうため注意が必要です。
