スーツ用語集

「センターベント」とは?【スーツ用語解説】

センターベント

センターベントとは

センターベント

センターベント

センターベントとは、ベント(上着やコートの背中、または両脇の裾に入れた割れ目や切り込み)が、真ん中部分に入った仕様のことです。

一般に、センター・シーム(ジャケットの中央の縫い目のこと)の線が開いている形をとっています。

「シングルスーツ・ノッチドラペル・センターベント」は最も基本的なビジネススーツの基本形です。

 

センターベントの由来

センターベントは、乗馬をするさいに引っかかったりしないように、動きやすするために考案されました。

そのため、センターベントは別名「馬乗り」とも言われます。

 

センターベントのススメ

オーダースーツを仕立てる際に、この「センターベント」と「サイドベント」のどちらにすべきかとう質問を受けることが多くあります。

もし、細目に作る場合や、ジャケットの着丈を短く作る場合、スポーティな印象をミサ対場合などは、センターベントを選択するといいでしょう。
※しかし、ウエストを絞りすぎた場合、生地がめくれ上がることがあるため注意が必要です